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勉強法紹介〜理解し実践し身につける〜

公開日: 2024.01.29   更新日: 2024.06.30

こんにちは

 

筆者は先日エンジニア関連のYouTubeをやっている(他にもいろいろやっている)BlackBoxというグループのインタビューを受けた。

 

そのときに勉強法について聞かれたのでその詳細を記事にしようと思いこの記事を書くことにした。

 

筆者が勉強するときは昔から以下のような特徴があった。

 

  • 授業中ノートをほぼとらない
  • 演習問題を解かない
  • 学んだことを応用した何かを考える

 

なぜこのようにしていたか、勉強法の詳細や筆者の思うこの勉強法のメリットを書いていく。

 

概要


 

 

そもそもみなさんが何かを学ぶ時、その目的はなんであろうか?

 

仕事に活かす、自分を変える、知識を手に入れる、研究する...などなど

 

人によってさまざまな目的があるだろう。

 

それらの目的を大きく分けると以下に分類されると思う。

 

  1. 人生に活かす
  2. 真理を探究する

 

上の例で言うと、「仕事に活かす」や「自分を変える」は1に分類され、「知識を手に入れる」、「研究する」は2に分類されるだろう。

 

いずれにしろ、学んだ後はこれら目的のために使えなければ学んだ意味がない。

 

よって、学習の過程に実践を組み込むのがいいと考えられる。いわばテストである。

 

それを踏まえると以下のような過程で学習を進めるのがいいだろう。

 

①インプット→②テスト→③活用→④最適化

 

これらの過程について説明していく

 

 

 

インプット まずは深く理解する


 

最初の過程はインプットである。

 

冒頭で筆者は授業中にノートをほとんどとらなかったと書いたが、それがこの過程である。

 

 

授業はインプットの時間であり、解説を聞き、言っていることを理解し、とにかく考える。

 

独学においても、まずは理論的なことが書かれた本を読み、読みながらとにかく考える。

 

考えることはその内容に関連していればなんでもいいと思っている。

 

間違っていてもいい。自分なりの考えを深めることが大切だと思う。

 

思考を進めていると当然疑問が生まれる。その疑問についてさらに考えるのもいいし先生に聞くのもいいだろう。

筆者のおすすめは友人と議論することだ。

 

思考を深め、疑問も解決した頃には始まりとなった内容はもう理解できているはずだ。

 

一応筆者の例を挙げると、

 

「微分と積分は逆の関係」というようなことを習った時「接線を求めることと面積を求めることがなぜ逆なのだろうか?」と考え、授業を聞きながら考えを進め、答えを出した。

 

その答えについてはここでは解説しない。別途記事にするかもしれない。

 

ちなみに、筆者は国語などでもノートをほとんどとっていなかったが、これは考えていたのではない。

 

単に興味がなくて聞いていなかっただけである。笑

 

 

 

テスト


 

インプットして内容を理解したら次は目的達成に準じているかをテストする必要がある。

 

例えばプログラミングを学んだなら、基本的にその目的はソフトウェアの作成である。

 

その場合、テストとしては自分で何かを作るという方法が考えられる。

 

さらに、このとき要件定義〜リリースまで行えばより実践的な経験として学ぶことができる。

 

数学などの勉強で、真理の探究を目的とする場合は、実際に学んだ分野で研究するのがいいだろう。

 

研究が難しければ演習でも十分なテストと呼べると思う。

 

 

また、テストするもう一つの目的はインプット内容の定着である。

 

実際に思い出しながら実践することで記憶の定着と経験の両方ができる。

 

これをインプットしながらやるハンズオン的なものだけで終わらせてしまうと内容の理解や定着が不十分になると筆者は考えている。

 

 

 

活用・最適化


 

テストが終わったなら、そのあとは実際に活用と最適化である。

 

これらはエンジニアの開発でいうと「運用・保守」のフェーズである。

 

実際に得た知識、スキルを目的達成のために活用してくいく。

 

これは簡単だ。活用するだけだ。

 

次に最適化について、これは慣れと選択である。

 

つまり、学んだことを自然にできるまで実践を続けることと同じ目的を達成する他のスキルを得て最適なものを選択することである。

 

前者は活用を続ければいい。

 

後者は、目的によっては同じことを達成できる多数のスキルが存在することがある。

 

その中から複数学習し、自分に最適なスキルを選択するということだ。

 

これは特に、「考え方」や「やり方」のような抽象的なスキルでよく発生する。

 

たとえばマネジメントを学んだとして、メンバーと距離をとる手法がいいか距離の近い手法がいいかといったことである。

 

よくスポーツの監督などで選手と立場を明確にした厳しい監督と選手との距離が近い優しい監督が描かれるがそれである。

 

これらにはそれぞれのマネジメント技術があるので、学んでどちらが自分に合っているかを選択するというのが「最適化」である。

 

 

 

まとめ


 

今回は筆者が昔からやってきた学習フローを記事にした。

 

まとめると

①インプット→②テスト→③活用→④最適化

 

①ではインプットに徹し、内容を理解することに徹する。

 

②は①で得た内容を思い出しながら実践し、内容を定着させ理解を深める

 

③と④で実際に学習したことを使っていく

 

このようなフローだ。

 

これで実際、ここまで効率的かつ有用な勉強ができている。

 

しかし、逆にいえば、興味のないことや目的の分からないことはまったくできなかった。笑

 

受験での成功より社会での成功を目的としていた筆者は受験勉強にはやる気が出なかった。(もちろん、まだ社会での成功の過程だが)

 

でも受験での成功を目的に据えれば受験でも十分活用できる勉強法だと思う。

 

ぜひ参考にしてほしい。

 

 

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